スマートロッカー:消費者の行動範囲にあわせられるコミュニティ自給式ハブ

smart locker

オンラインショッピングの利便性は、要求があり次第のO2O (online-to-offline)配送サービスに、爆発的な向上を果たしています。消費者が注文した製品を、いつ・どこで、を問わず、たとえば、自宅によりも会社の近所で受け取りたいという要求も多いのです。

中国で宅配サービスにより配送された小包は、昨年だけで約200億個と推定されています。企業は、物流コストを最小限に抑えながら、パッケージを配送および収集する新しい方法を探しているおり、スマートロッカーが、人々の密集した都市空間においてますます一般的な光景になりつつあることは驚くことではありません。

最近の中国郵政による50都市に対する調査によれば、30,000個のスマートロッカーが、すでに都市住宅地の86%をカバーしています。そして、さらに数万のスマートロッカーも、近い将来に展開される計画です。スマートフォンの接続性、およびモバイル決済サービスとの相容性のおかげで、これらのロッカーは、迅速にコミュニティ自給式ハブの役割を取り、あちこち動き回る消費者たち向けに、公共料金の支払い、洗濯配達、地元のショッピングおよび交通情報などの追加サービスを提供します。

当社は、先週発表した、われわれの中国におけるスマートロッカー顧客の特定の要件を満たすためのVIA ARTiGO A830を開発してきました。このシステムに求められるもっとも重要な用件は、うだる熱さにも、凍てつく寒さにもかかわらず、この国で起こりうるさまざまな厳しい気象条件において、24時間365日の動作を確保することです。この要件を満たすために、われわれは、幅広い動作温度範囲、およびサージと雷保護機能を超堅牢な筐体に収めたVIA ARTiGO A830を創り出しました。

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タッチスクリーン、バーコードスキャナー、カードリーダー、および監視カメラなど、さまざまな周辺装置向けのシームレスな接続は、もう一つの重要な要件でした。接続オプションを、できるだけ多く提供するために、われわれは6つのUSB 2.0ポート、5 つのRS-232 COMポート、1つの3極Phoenix RS-485 COMポート、そしてディスプレイを簡単に統合できるようにするHDMIとLVDSポートも、このシステムに組み立てています。

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優れたマルチメディア性能と使いやすいユーザーインターフェースは、主要な要件の3番目となります。高性能また低消費電力を備えた1.0GHz NXP i.MX 6DualLite Cortex-A9 SoCを搭載するとともに、われわれは、専用のAndroid BSPも作り上げ、タッチ、音声、および無線インターフェイスにより使われる、豊富なマルチメディアアプリケーションやサービスの開発を容易にします。Android 4.4.2を搭載し、このBSPはまた、システムクラッシュを防止するためのウォッチドッグタイマー(WDT)、GPIOアクセス、COMポートへのアクセス、自動電源起動用RTC、およびサンプルアプリを含む、多様なAPIからなるVIA Smart ETKも提供しています。

拡張容易の設計を伴い、VIA ARTiGO A830は、スマートロッカー、スマート自動販売機、スマート情報キオスク、およびスマートサイネージシステムなど、幅広いアプリケーション向けに、十分なカスタマイズ基礎を提供しています。このシステムにより、貴社の独自のコミュニティIoT展開の開発を加速する方法については、こちらの製品ページをご覧ください。

VIA Technologies Japan株式会社