コロナウィルスに関する高まる懸念により、CONEXPO-CON/AGG 2020がかなり低迷気味に終わったことは残念なことです。しかし、この素晴らしいイベントに参加する機会が得られて、最新の建設産業の様々な傾向を見られたことには大変感謝しています。
私にとっての見どころは、キャタピラー社（Caterpillar）が最新の車両について行ったライブデモでした。特に印象深かった点は、キャタピラー社（Caterpillar）がリアルタイムで重要なテレマティックス・データのキャプチャーと分析を可能にすることによって、オペレーターの生産率と安全面の改善で、技術がますます重要な役割を果たしていく様子を示したことでした。
ジョン・ディアは障害物検出とペイロード技術を示すという素晴らしい仕事を成し遂げしました。個人的にさらに良かった点は、ラスべガス・コンベンションセンターの会場を満たしている巨大なトラクターを見て、子ども時代に祖父の農場で過ごした長い夏の幸せな思い出がたくさんよみがえったことです。これらの年月は一体どこに行ったのでしょうか？
私は、このイベントで技術系企業があまりにも少なかったことに驚きました。産業界の多くの違う部門の人々と話した結果、VIAのブースで行ったVIA Mobile360 動的移動体検知 とサラウンドビューシステムなどの安全システムの採用に多くの興味が寄せられていることがわかりました。非常に堅牢なVIA Mobile360 AIマイニングセイフティキット も、最も過酷な操作環境に耐えうるソリューションを求める企業から多くの興味が寄せられました。
ショーで受け取った幅広いフィードバックによって、特定の操作条件を満たすために迅速にカスタム化できるシステムを供給することが、建設市場の顧客ニーズを満たすために重要だという私たちの信念が確固たるものとなりました。当社の製品開発戦略においては、360° サラウンドビュー、死角検出、衝突検出、カメラや短距離レーダーセンサーを使用した運転手監視機能を希望通りに組み合わせた機能を提供できるよう、システム構成を便利にするという中心的理念があります。
次回のCONEXPO-CON/AGGは、2023年3月14日から18日の開催が予定されており、既に私の予定に入れておきました。
リチャード・ブラウン著、VIA国際マーケティング部門バイスプレジデント
