IoT(Internet of Things:モノのインターネット)に注目が集まる中、IoTデバイスや組み込みシステムなどの開発を検討されている方も多いことでしょう。その一方で、LinuxやAndroidのプログラミングはちょっと、と敬遠されている方もいるはず。そんなときには、MicrosoftのWindows 10 IoT Coreが手助けになるかもしれません。
Windows 10 IoT Coreは、MicrosoftがIoTデバイス向けに開発したOSで、使い慣れたユニバーサルWindowsアプリ(UWP)の機能をIoT環境に実装することができるほか、Azureを採用しているベンダーであれば、クラウドとの統合も容易になり、システムの市場導入にかかる期間を短縮することができます。
VIA Technologiesは、さる12月17、18日に、このWindows 10 IoT Coreデバイス開発に関するセミナー“[エンジニア向けハンズオン]最新のWindows 10 IoT Core RS5でデバイス作成”に参加し、VIA VAB-820による信頼性にすぐれ、かつ高性能なエッジコンピューティングデバイスの開発において、Windows 10 IoT Coreがどのように役立つかを体験していただきました。
同イベントは、
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Windows 10 IoT Core を触ったことがある方
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Windows 10 IoT Core についての基本的な理解
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Windows Assessment and Deployment Kit (Windows ADK) のデプロイメント系のツールの理解
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Dism コマンドなどのツールについての基本理解を前提
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XMLファイル形式の基本的な理解
を対象に、1.0GHのNXP i.MX 6QuadPlus/i.MX 6Quad Coretex-A9クアッドコアSoCを搭載した超小型100×72mmのPico-ITX氏シングルボードコンピュータVAB-820を使って、Windows 10 IoT Coreイベージのビルドや、アプリケーションの追加やファイル、レジストリ設定、ドライバの追加などOSイメージのカスタマイズをし、プロダクションイメージをビルドするまでを実習形式でご紹介いたしました。
VIA VAB-820は、-20〜70℃の広い動作温度範囲(3G&Wi-Fiを除く)をサポートしながら、その最大TDPは7Wという超低消費電力を実現し、豊富な3Dグラフィックス、HDビデオ性能、および多様なI/O接続オプション提供します。これにより、厳しい環境でも、多様なIoTとM2Mアプリケーション向けに、堅牢で信頼性の高いプラットフォームを構築することができます。本製品は、チップワンストップ様を通じて、国内でもサンプルを簡単にオーダーしていただくことができます。また、7年間の長期安定供給を保証しておりますので、これからIoT市場へ参入を検討されるベンダー様にも安心してお使いいただけます。
VIA VAB-820のサンプルにご興味がある方は、ここをクリックしご注文ください。